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薬玉は魔除け、茱萸袋(ぐみぶくろ)には厄除けとして、無病息災や長寿の願いが込められています。 『枕草子』には、薬玉を5月5日の端午の節句に飾り、それを9月9日の重陽の節句に茱萸袋にかけ替えて、 一年中どちらかが飾られていたと記されています。 本作はその風習をアイデアに表裏でご使用いただけるお茶碗です。 初夏の時期には薬玉の意匠を、秋の季節には茱萸の意匠を表として長くお使いいただけます。 平安時代の風習を身近に感じることができる一碗です。 今岡都作(京焼) サイズ(約):口径12�� 高さ7.7�� 木箱入 ※一点一点が手づくりの作品の為、寸法の表示と微妙に大きさが異なる場合がございます。 形状・色が写真と多少異なる場合がございますので、あらかじめご容赦ください。
【書籍のご紹介】 平安貴族の生活文化についてご興味のある方は、こちらの書籍もおすすめです。 ※薬玉と茱萸袋のお話も掲載しています。 なりきり訳 枕草子 平安の衣食住を知れば古典がわかる （淡交社 本のオンラインショップに移動します） 【淡交テキスト(2022年)掲載品】 こちらの商品の意匠については、『淡交テキスト(2022年)5号』の 「5月に活躍する茶道具」にて詳しく解説しています。 『まなぶ、ひろがる、楽しむ 淡交テキスト 茶の湯お稽古十二か月 5』 （淡交社 本のオンラインショップに移動します）
