茶道美術図書出版社・淡交社の茶道具と茶席のきものオンラインショップ
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受け継がれゆく利休のこころ、かたち 「松屋創業150周年記念 利休のかたち 継承されるデザインと心展」(2019/12/27〜2020/1/20)の出品作品より選定して制作しました。 それぞれの道具には、わび茶の大成者と呼ばれる千利休の美意識や(茶道具への)作意を今に継承する 「かたち」と「こころ」が表れています。 意匠のおもしろさや道具の材の様子をお手元でお楽しみください。 =作品の説明= 「雲龍釜 少庵好(うんりゅうがま しょうあんごのみ)」名越三昌作 / Kettle, Unryu (cloud and dragon) gama (kettle) type 「雲龍釜の兎耳鐶付(うさぎみみかんつき)」 / The Kettle Lugs in the shape of Rabbit ears 雲龍釜とは、胴部に雲と龍の文様が施された筒形の釜。兎耳鐶付は千少庵好みとされています。 各界の文化人たちと交流を重ねた少庵らしい瀟洒なデザインです。 片面には雲龍釜の全体像、もう一方の面には雲龍釜の鐶付(かんつき)付近を拡大しデザインしました。 とくに、兎耳(うさぎみみ)を象った鐶付(かんつき)や釜肌の様子は見ごたえがあります。 A4サイズ対応のクリアファイルです。 「火箸(ひばし)」十代中川浄益作(左)、十六代大西清右衛門作(右・中央) / Metal Chopsticks for Handling Charcoals, for Ro (Sunken hearth) and Furo (Blazier) 一般的に炉用に桑柄、風炉用に総金属製の火箸が用いられ、頭に装飾がある総金属製の火箸は飾り火箸といい(画像左)、真位の火箸とされます。 利休形として桑柄、鉄張の二種があり、チョロギ火箸と伝わるかたち。 「灰匙 炉・風炉用(はいさじ ろ・ふろよう)」十代中川浄益作 / Ash Spoon, for Ro (Sunken hearth) and Furo (Blazier) 客前で炭を整える炭点前の折に用いる匙。一般的に炉用として桑柄の灰匙(画像左)、風炉用として柄に竹皮を巻いた灰匙を用います。 桑柄に差し込まれた姿のものが利休形とされ、鋲で留められたものは少庵形と伝えられます。 「黒塗小丸椀(くろぬりこまるわん)」八代中村宗哲作 / Rice and Soup Bowls, Small size, Black lacquered 利休形の黒塗小丸椀。飯椀、汁椀、各蓋を入子式に重ねることができる四重椀です。 従来、朱塗が一般的であったところ、利休より黒塗の懐石膳椀が用いられるようになったといいます。 「朱塗高杯盆(しゅぬりたかつきぼん)」五代中村宗哲作 / Sweet Tray with legs, Red lacquered 利休好みと伝わる銘々菓子器。古くから利休形の一種として知られています。 全面に朱漆塗が施され、気品高い作品です。 A5よりひとまわり小さいサイズのクリアファイルです。 一般的な数奇屋袋や小さめのバッグにも入るサイズですので、月謝袋や茶券、 はがきなどを入れてお持ちいただくのにおすすめです。 参考文献:伊住禮次朗・三笠景子/編『利休のかたち―好み道具と「利休形」』淡交社 サイズ(約):31cm×22cm(A4対応) サイズ(約):20cm×13cm(A5版変型) 内容:1枚(両面印刷) ※表面の背景は透明です。 日本製
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